murren編集部（編集・発行人＝若菜晃子　アートディレクション＝矢部綾子(kidd) ）／2015年6月30日」／128mm×182mm・48頁

「今号 17 号の特集では「壺」を取り上げます。「壺」と「山」は一見、関係が薄いよ
うに思えますが、壺の多くは焼きものであり、その素材は土であり、山から採れた土
を使って作られてきました。今回の特集では、焼きものでも特に「壺」を通して、山
と土の関係と、土を道具に変えて使ってきた人々の営み、はるかなる時の流れに思い
をはせたいと思います。今号によって、今、足もとにある土という自然が、形を変え
。て私たちの生活に入り込んでいることに気づくきっかけにもなればと考えています」（プレスリリースより）

日常のなかで自然や山の世界を感じていたい人たちに向けた年2回刊の小冊子。
vol.17の特集は「壺と私　a pot & me」。
いろいろな人に壷コレクションの話を聞いたり、窯元を訪問したり、古くからある身近な道具に改めて注目。

内容：
壺と人 壺と私/壺と瓶と甕/美濃の壺/木原家の壺
山と壺 丹波篠山の壺/高知能茶山の壺/岩国の銭壺
時と壺 郷土資料館に壺を見に行く/壺中一天地/土と壺/キプロスの壺
mürren books など

写真=新居明子