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チェのさすらい
ラモン・チャオ著 エビハラヒロコ訳/ラモンブックプロジェクト・クアトロガッツ/トランジスター・プレス/205mm×135mm・148頁

「ラジオフランスから激動の現代史を見つめてきたラモン・チャオ。「マヌ・チャオの父」や「イグナシオ・ラモネの盟友」としても知られるガリシア人作家が、チェ・ゲバラの人生をドン・キホーテの遍歴と比較するユニークな手法で語る。」
(帯より)

旅と出会いを通して変わってゆくチェ・ゲバラの姿を、ドン・キホーテとサンチョ・パンザの物語を参照しながら描き出す。
ラジオチャンゴJP、カフェ・ラバンデリア、トランジスター・プレスがQuatre Gats(4匹の猫)というチームを組んで、日本版の出版が実現しました。
イラスト:ウォズニャック

内容:
●プロローグ/イグナシオ・ラモネ
●自転車「ポデローサ(怪力)号」に乗って
●バイク「ポデローサ(怪力)2号」に乗って
●一つの冒険の終わり
番外編
●ラモン=チェ=ドン・キホーテ
●検閲
●年譜

「旅をするときは、何かしらの形で身銭を切ることになる。この著作は世界を巡る旅が伝記へ、つまり運命へと錬金術のように変容していく過程を記録したものだ。ニーチェと同様に、エルネスト・ゲバラは旅の道中で自らの哲学を発見した。この発見は年老いた哲学者を狂気へと導き、若い医師を殉教者へと変えた。
ゲバラの最初の旅は、まるでスポーツのような一つの挑戦だったが、共産主義者アルベルト・グラナドスが同行する次の旅は、風景の変化につれて精神が変容していく過程を辿るものとなる。自転車旅行者はドン・キホーテとなり、日記にはその変容がどのように、そしてなぜ起こったのかが記されていった。
ウォルター・サレスの映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』のように、ラモン・チャオは感情移入しながらも適度な距離感を保ちつつ、この旅の日記を独自に解釈していく。ドン・キホーテ何度も読み返している著者だからこそ、プロローグでイグナシオ・ラモネが記しているように『アルゼンチン人の旅とラマンチャの男の冒険を対比する』ことが可能だった。ウォズニャクのイラストが持つ繊細な無垢さが、著者が伝説となった男の伝記に込めた敬意にさらなる彩りを加える。

ラモン・チャオ(1935年ルゴ県ビラルバ生まれ)は、パリで執筆に専念するため、音楽の道を放棄。ラジオ・フランス・インテルナショナルのラテンアメリカ部門長を務め、フアン・ルルフォ文学賞を創設した。小説やエッセーを執筆する傍ら、ル・モンド・ディプロマティーク紙にも寄稿している。」(原書裏表紙より・翻訳RAMON BOOK PROJECT)
販売価格 1,500円(内税)
在庫数 品切中
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