大垣有香／遊動社パンフレット 3／2005／A5・66頁・コピー誌

ライオット・ガールとは、90年代初頭、ワシントン州オリンピアおよびワシントンDCのガールズから火がついた、フェミニズムとDIYパンク思想が結びついたムーヴメント。
その背景と今日に至る実践の諸相がわかりやすく丁寧にまとめられたパンフレット。
もともとは2000年の冬に大学の卒業論文として書き上げられたものだそうです。

人と人との繋がりから文化が育っていく様が豊富な例と共にいきいきと捉えられており、この分野に関心のあるひとはもちろん、音楽やアートに気晴らし以上のものを期待したい人ならば誰でも興味深く読めることと思います。
この本に日本語訳が掲載されているキャスリーン・ハナの「ライオット・ガール・マニフェスト」なんて、教科書に載っていてほしい、いまや載ってておかしくないテキスト。
REVOLUTION GIRL STYLE NOW!

2005年のリリース以来、心ある人々のハートを震わせてきた名著がこのたび表紙をリニューアル。
なみちゃん（HAIR ZINE）によるイラストをフィーチャーしてさらに強力に！