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Making-Love Club issue no.7 "It's about you,"
Making-Love Club/2019年3月6日発売/タブロイド版・18頁

Making-Love Clubは中川えりなが主宰する「政治も愛もセックスも、同じテーブルの上で話せる空間を目指すカルチャーイベント&マガジン」。
イベントでのトークセッション議事録とコラム、写真などを掲載。

表紙:Cailin Hill Araki

内容:
-“It’s easy to be convinced”議事録・・・・pp.2~9.
写真 naokitamura / kenta shibayama
失踪した技能実習生に対する聞き取り調査の結果が改竄されていた問題が発覚したのは昨年11月のことである。失踪理由について法務省は初め、「より高い賃金を求めて」と回答した実習生が 86.9% いると回答していた。しかし、実際に実習生に対して行われた聞き取り調査の項目には「契約賃金以下である」「労働時間が長い」「暴力を受けた」「指導が厳しい」 等の 10 項目が設けられていた中で「より高い賃金を求めて」という項目はなかったことが判明し、 法務省は調査結果を訂正。その結果「より高い賃金を求めて」と回答した実習生は 67.2% であっ たと訂正され、その他にも「指導が厳しい」と答えた実習生は当初の 5.4% から 12.6% に、「暴力を受けた」と回答した実習生は 3.0% から 4.9% に訂正された。法務省はデータ入力のミスであったとして意図的な改竄を否定しているが、いずれも法務省にとって有利な数値への改竄であっ た。また、調査における不正については 12 月にも、雇用保険や労災保険の過少給付に繋がる厚労省による毎月勤労統計の不正も発覚した。同様に意図的な改竄は否定されている。

「お金欲しさで無責任な失踪を遂げた実習生がほとんどであるはずだ」「日本人が外国人に対してひどい扱いをするはずがない」。実習生の実態について先入観を持たないようにするということは当事者ではない人にとって容易ではないかもしれない。しかし、その先入観を表出させないように意識することはできるだろう。私たちは誰に対しても先入観を持つし、他者について何かを決め付け ることを、自分で自分自身を認識するための手段として用いることもある。

これは、登壇者4人でのトークセッションと会場からの質疑応答を通じて、人が他人に対して先入観を持つことと、他人に対して意外性を見出すことによって自己認識が揺らぐことについて、さまざまな角度から議論した議事録である。また、当日の会場では「差別の定義は何か」や「自分は差別をしたことがあるか」という項目でアンケートを集計している。

登壇者:中川えりなMaking-Love Club 発起人/歌代ニーナPETRICHOR 編集長/haru.インディペンデントマガジン HIGH(er)Magazine編集長/綿貫大介インディペンデントマガジン Emotional Love 編集長

-生まれながらにして勝ち組
-成り上がり精神
-「金持ち=楽な人生」という定義
-「生まれながらに恵まれている」と思われがちなタイプ
-人に期待しなければ人に驚くこともない
-安直な人が羨ましい
-「丁寧な暮らしブーム」が辛い
-怒りと悲しみがモチベーション
-人の言動に意外性を見出すこと
-二人きりになっても大丈夫な人/そうでない人
-「他人は危険」という教え
-主観を持つ権利は誰にでもある
-政治的思想が違う人と共感できるポイントを見つけてしまった時
-改竄された技能実習生に対する聞き取り調査
-人種差別をする根拠
-差別感情は仕方ないかどうか
-頭の中で考えることだけは自由
-兵役と同性愛
-障害者への強制不妊手術

会場からのアンケートと質疑応答
Q1.「差別の定義は何ですか?あなたなりの答えを教えてください」
Q2.「人の意外性に気付いて動揺したことはありますか? エピソードを教えてください」
-美人に対して抱く偏見
-「顔がコンプレックス」とか言う美人とイケメン
-「今日盛れてない」と言いながら自撮りを載せるヤツ
-謙遜は保険
Q3.「あなたがしてしまった差別を教えてください」
-モテないのはモテようとしていないから!
-童貞を笑う文化と男社会
-童貞を笑うのは男子より女子?

-写真「It’s about you.」(Cailin Hill Araki)・・・・pp.10~11.

-鼎談「会議室の作り方」(T.V.O.D × 中川えりな 写真:aska ota)・・・・pp12~14.
「『誰もがありのままの自分で受け入れられるような社会にしよう』というのは、差別や偏見のない社会を目指すという点に おいては素晴らしいものである。SNS は、抑圧された個人の 声を社会に届けることを可能にした。しかし、個々人がそれ ぞれの権利を主張するアカウントがルールのない無秩序な場 において乱立するなかで各個人が共生するための公共性を作ることには限界があるのかもしれない。私たちは、ウェブではないどこかにたくさんの会議室を設けることを地道に続けていくことでしか生き延びていけないのではないだろうか。」
-#MeTooをする境界線
-パブリックとは何か
-公共性を担保しているもの
-ルールを作ることのジレンマ
-告発の場がネットであることの問題点
-告発者側が消耗させられてしまう理不尽
-SNSは個人的か公共的か
-「アカウント」が乱立するだけの環境

-音楽コラム「異質である事、そしてその存在を認める事。ー拒絶から生まれる自己愛ー」(CEMETERY)・・・p.15.
カウンターカルチャーとは、すなわち今ある時代の主流と逆の方角を向く事だ。1970 年代後期のユースによるパンクカルチャーはイギリス政権に対するカウンターとして機能し ていたし、80 年代後半のレイブカルチャーもまた既存の商業的なディスコクラブに反発して生まれ たフリーパーティーがその始まりだった。 マイノリティがマスへのカウンターとして新しいカルチャーを生み出せるとしたら、東京オリン ピックを来年に控える2019年現在、カルチャーが飽和したこの東京で、僕らはいったい何を選択する事ができるのだろうか。 カウンターカルチャーというテーマで話をいただいた段階で、頭に浮かんだ 4 曲についてざっくば らんに書いてみた。選曲自体に整合性があるのかないのかわからないけど、そのどれもがステレオ タイプで或ることからの拒絶、自分自身で居る事への自己愛が描かれている。

-写真「Henoko-Oura Bay、編集後記(中川えりな)・・・・pp.16~17.
販売価格 350円(内税)
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