北野留美/2017年/A3・1枚・2色刷
「大浦湾は、沖縄本島の中部、東側にあって、たくさんの種類の生物が暮らしています。森に降った雨が、川になり、泥を運び、海底にたまるという流れの中で、大浦湾の生きものの多様性が保たれています。
マップの茶色でしるしたところは、地形に関することです。大浦川、汀間川から湾にそそぐ河口にはマングローブの林があります。潮の満ち引きによる干潟、川の泥が溜まった深い泥場など、大浦湾独自の地形があります。
辺野古につくられるかもしれない海を埋め立てての滑走路の位置は、辺野古崎のとがった三角部分をとりかこむ位置になります。」(公式サイトより)
『オバケダイガク』でおなじみの著者が、米軍基地問題の焦点となっている辺野古を実際に歩いてみた体験と資料をもとに描いたイラストマップ。
さまざまな生物が棲息する豊かな自然をレポートします。